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不妊症

子宮腺筋症の漢方薬

2016.02.16


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子宮腺筋症は子宮内膜組織が子宮筋層内に入り込んで発生する病態で、30代後半から多く見られるようになります。強い月経痛と月経過多が主症状で、不妊症や不育症の原因にもなっています。子宮筋腫や子宮内膜症を合併することもあります。幸い妊娠を望む方の多くは30歳前半なので、どうにもならないほど重症になっている方は比較的少ないように思います。
西洋医学の治療は鎮痛剤を使う対症療法とホルモン療法があります。鎮痛剤は出血が多くなりやすいので注意が必要です。ホルモン療法は子宮筋腫や子宮内膜症 と同じ月経を止めるやりかたなので、不妊症に向いた治療法とはいえません。また子宮腺筋症は子宮全体が大きく硬くなるため子宮筋腫のように部分的な摘出手術をすることは行われていません。

 

子宮腺筋症の漢方薬

漢方薬は、基本的には、子宮内膜症に用いるものを使いますが、月経量が多かったり、月経痛が酷い場合は、止血に用いる漢方薬や清熱解毒薬や活血薬の割合を増やしたりします。

不妊症の漢方薬

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